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2008年5月

5月14日

朝お風呂に入って登校。今日も、というか今年も健康診断は受けなかった。

全日本ソリストコンクールの結果が到着。なぜか、ほんとに自分でも理由が分からない、というか実感も何もないんだけど入選して、8月の入賞者演奏会に出ることになった。わあ。

KALEVI AHO
という作曲家の曲がいい!

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5月12日

まるでそれは磨き上げられたダイヤモンドの原石のよう。わずかな光にも煌めき、色の洪水の中でも凛とした輝きを放つ、ただ一つの存在。

まるでそれは息をするように、ただひとつの音にときめき、恋をした。

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5月11日

朝扉を開けたら身震いしてしまう冷たい空気。絹糸のように降る雨。初めてのコンクールは、背伸びをしすぎた子供だった。

バレエ。モーリス・ベジャールとの出会い。彼の生々しい、人間とその本能の表現。一瞬で魅せられた。「ギリシアの踊り」、「火の鳥」、そして「春の祭典」。バレエとは肉体を媒体とした芸術であり、その肉体を隠してしまう衣装など必要ないのかもしれない。鍛えられた筋肉の一つ一つの動き、そしてそこから生まれる一人の人間としての美しさ、さらに全体として躍動する芸術。技術とは表現のための手段であり、それが本来目的となることはあってはならない。私は技術に負けて、本来の表現をできていない。私が求めるのは表現であり、曲芸ではない。精神性であって決して矜持ではない。

アマチュアの室内楽団体を作りたい、創りたいと思う。音大生レベルの技術を持ち、才能をくすぶらせている人たち。一流にはなれないけど基礎力を持ち表現に優れた人たち。

どうやって運営していけばいいか。ホームページを作ること。そこに会員のブログを乗せること。演奏会だけでなく練習の様子を公開すること。メンバーを集めるための手段だ。メディアに露出してもいい。そのためには私自身にある程度の経歴が必要。だから来年の大阪国際コンクールに出場することにした。お金は会費を取るべきか。演奏会やイベントのときのみ集めるか。決めなくてはならないこと、下準備をしなくては。

私は何かを作りたい。新しいことを始めたい。私に何ができる?インスピレーションの探して、明日を生きてみよう。

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5月7日

朝、空の香りと心地よい空腹感で目をさめる。たとえば地球の裏側、本当に貧しい国にあるような飢餓は過酷でで、特に小さな子供たちにとっては耐え難いものだと思う。でも適度な接触で得られる体内が浄化された感覚は気持ちのいいものだ。

楽譜の存在意義について

現在の西欧音楽の源流であるグレゴリオ聖歌、このポリフォニーの形式が現在の西欧音楽にいたるまでの道筋を作った。ある一定の規則に基づいた作曲法、それは即興的な民族音楽とは全く違う、熟考によって生み出される知的な精神活動の産物である。民族音楽において対旋律やハーモニーは副属的な物として重要視されなかったし、旋律は口承で伝えられるうちにどんどん変化していくものであった。ここでは楽譜二次的なもの、つまり保存という目的のために作成された。それに対し、西欧の教会において重要視されたのは楽譜を作ること、そして作られた楽譜から正確に音を読み取り、歌うということであった。これは普遍性を歌うカトリック教会の策である。広いヨーロッパの中で、いや、ヨーロッパという概念はなかっただろう、個々に分裂し、独自の文化や風習を持っていた諸民族が、教会で、どこのカトリック教会でも同じ日、同じ時間に同じ典礼を、同じ歌を歌うということ。それこそが民族を超えてキリスト教が広まる礎であったのだ。

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