7月7日
短冊は書かなかった。恋人たちが出会えることを、ただ心の中で小さく祈った。
もしあなたにまた抱きしめられるときが来たら、心からの愛を囁こう。見えないように、気づかれないように山積みにした嘘の中にある真実を、少しだけあなたに見せてあげよう。だかどうかどうか、私の手を離さないで。
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短冊は書かなかった。恋人たちが出会えることを、ただ心の中で小さく祈った。
もしあなたにまた抱きしめられるときが来たら、心からの愛を囁こう。見えないように、気づかれないように山積みにした嘘の中にある真実を、少しだけあなたに見せてあげよう。だかどうかどうか、私の手を離さないで。
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お兄ちゃんと伴奏合わせという口実でデート。誰もいないKPSの部室で二人っきり。五時から九時までいて合わせたのは20分くらいよ。で今日は昼間に明日のピアノ喫茶の練習のためにチョコケーキを焼く。そしてお兄ちゃんと一緒に食べる。なんかあたしがブラコンみたいだけど、お兄ちゃんは偽兄。本当のお兄ちゃんとは半年近く会っていないわ。
二人で眠い~って言って電気を消す。膝枕したり抱きついたり・・・平然とした顔してあたしは内心ときめいてた。お兄ちゃんも知らん振りしてたわりに心臓の鼓動速くなってたしね。キスをねだられたからキスしたよ。覚えてないんだかフリをしてるだけなんだかしらないけどお兄ちゃんは知らん顔。ばれてるのよ~うふふっ!
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ずっと忘れられない人がいる。なぜか気になってしまう人。出会ったのは高校生のとき。傍にいるのが無性に恋しく、心地よい人。ビロードの布でくるまれて、生まれたままの心に戻してくれるような人。何をしたいわけでもない、ただただ一緒にいたい。ジグソーパズルのピースのようにすっと心に入り込んでくる人。特別何を話したわけでもない、心の奥は明かしてない。でもきっと全部を見抜いているような人。ただ隣にいるだけだから、何にもならないと思って連絡を絶った。でも思い出すと心がうずくのは、なぜ?
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無性に人恋しさを覚える秋。寂しいと訴える心。秋になると人が詩人になるのは燃える夏が終わり、冷たい風を肌に感じるようになったから。やがて訪れる冬への諦めにも似た感覚。
でもね、もっと即物的なことを言ってしまえば、あたしに関して言えば、欲求不満なのよ。最後にセックスしたのはたしか8月の26日。Y君と。
でそのセックスがよくなかったのよねー。彼遊び人のくせしてテクないし、モノはちっちゃいし、ドSというか太ってた自分へのコンプレックスから他人を支配して優越感を得ようとしてて、あたしが好きな愛があるSとは違うわけ。単に出し入れすればいいんじゃないのよ!最初っから激しくしたって痛いだけなのよオンナは。優しく、焦らして感度を高めてからにしないと気持ちよくもなんともないの。っていうかコノ人の場合はちっちゃ過ぎて入った気がしなかったわ。体力もムード作りもなかったしね。
Fは上手かったな、今思うと。焦らすし言葉で攻めるし、でも愛してくれたし。おっきいし(笑)絶倫だし(笑)
何でこんな話になったんだっけ。そう、欲求不満。そして狙った男がなかなか手に入らないことへの苛立ち。KさんとM大学の学園祭に行ったのね。本当はお台場デートのはずがコノ人の貧乏のおかげでサンシャインになりそしてM大になり。今川焼きの90円さえ払わせようとするってどうよ。男として。まあ付き合ってないからかもね。こいつは手ごわいわ。
今日はこれまで。
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